何でもそうかももしれませんが、
経験を重ねるて、眼を磨くなんて言われます。
絵画なども、最初見たときは、意識しなかったことが、
何度か見るごとに、違った部分に気が付くことも
あります。
数年前の映画でアカデミー賞を受賞(なんの賞かは忘れましたが)
した「おくりびと」の原作者の青木さんは、
死者を棺に納める仕事の中で、
ご遺体に蛆さえも、光って見えるようになったと、
つづっておられました。
すると、普段気付かなかった、電線に止まるスズメや
道路を割って生えるタンポポなども
新鮮に見え始め、死に対する心の目が開けたそうです。
何かに向ける、眼は、経験を経るごとに養われていき、
その結果、心も養われていくのでしょうか?
何事もつつけることが大切だと思います。