白血病による闘病生活を送っていた競泳の池江瑠花子選手が
1年7か月ぶりに実戦復帰を果たしたというニュースがありました。
私は特別な競泳ファンではなく、報道で活躍を知るだけのおじさんですが、
心の底から「よかったな」とうい気分になりました。
ジュニアの頃から注目されていたようですが、才能が開花したのは
2年前。高校3年生で出場した、2018年アジア大会で、8種目すべてで
メダルを獲得し、そのうち6個が金メダルという活躍でした。
そのあとオリンピック候補にも選ばれ、最も金メダルが期待される選手の一人でしたが、
2019年の1月順風満帆な彼女に突如として白血病という試練が訪れたのです。
医学に進歩により不治の病ではなくなったと聞きますが、命にかかわる難病にはまちがえありません。
18歳の女の子にとっては天国から地獄の気持ちだったでしょう。
それから1年半でプールに帰ってこられたのですから、本人はもちろんご家族の皆さんも
さぞかし感慨深いものがあったと思います。
レースの模様がニュースでありましたが、肩や腕の筋肉は全盛期に遠く及ばないみたいでしたが
確実に水をとらえた泳ぎで目標タイムをクリアしたのはさすがです。
まだ完全ではないようですが、何はともあれいやなニュースが多い中、
本当に良かったと思えるうれしい知らせでした。