埼玉県所沢市で決裁文書を偽造した環境クリーン部の35歳の職員を
公務員法に基づき、停職1か月の懲戒処分にしたというニュースがありました。
この職員は昨年の11月に補助金の支出に関する決裁文書を紛失したと思い、
上司3人の印鑑を机の引きだしから勝手に持ち出し、また手に入れることができなかった
他の3人のものについては量販店で購入したうえで押印し、新たに決裁文書を作成したようです。
しかし悪いことはできないようで、量販店で調達した印鑑名義のうちの1人が
自身の陰影と違うことに気づき、偽造が発覚したのです。
ハンコレスになってくるとは言え、まだまだ「はんこ文化」は根強く、
役所よ金融機関ではいまだに一日中決裁文書に押印している職員は多いと思います。
本来、押印はそれを見た人が確認したという意味で押すものですが
今回の偽造のようにまったく他人のであっても押せるのが困ったものです。
所で今回の職員が失くしたと思った文書は後日別の場所から発見されたそうです。