アメリカの裁判所で終身刑の刑期終了を主張し即時の
釈放を求めていた66歳の受刑者の訴えを却下したニュースがありました。
この受刑者は1997年に仮釈放なしの終身刑判決をうけていましたが、
2015年に敗血症を伴う深刻な肝臓結石により
監房内で意識を失い、病院に搬送され5度に渡って
蘇生処置を受けたそうです。
それで「病院で一時的に死ぬ状態となっており
終身刑の刑期を務めたとことになる」と主張したそうです。
裁判所の見解は「被告は生きているし、服役しなければならない。
死んだとすれば、今回の訴えは意味がない。」と
もっともな見解です。
さらに受刑者が今回の件で法的文書に署名していることを指摘し
彼が「死んでいる」可能性は「あり得そうででない」そ思われる、
と真面目に補足したのは笑わそうとしているとしか思えません。
それにしても受刑者は本気でこんな訴えが認められると思ったのでしょうか。