今日は「雑節」の一つにあたる「社日」にあたります。
「社日」とは、皆さんが生まれた土地の守護神である「産土神」を祀る日です。
社日は春と秋と年に2回あり、春の社日を「春社」といい、秋の社日を「秋社」ともいうそうです。
「社」単体にも意味があり、古代中国に由来し土地の守護神、土の神を意味するそうです。
基本的に二十四節季の「春分」と「秋分」に最も近い「戊の日」が社日となります。
春の社日では、五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋の社日では、その年の収穫に感謝することがされています。
農村では、「地神講」として地神や農神を祀る行事もあるそうです。
また、春の社日に酒を飲むと耳の聴こえがよくなるという風習があるらしく、この時に飲んだ酒を「治聾酒」といい、
「治聾酒」は土地の神に供える酒も意味するそうです。
皆さんの周りには、こういった風習や言い伝えなどがありますでしょうか?
また、自分の生まれた土地の産土神を調べてみるものいいかもしれませんね!