先日、「トイレットペーパーがなくなる」というデマが飛び交い
そこらじゅうの各種ストアから商品がなくなる事態がありました。
その中のニュースで長野県のコンビニエンスストアのトイレで
交換用のトイレットペーパーが盗まれたとありました。
店のオーナーによると保管してあった交換用の物が10個ほど
なくなっていたとの事で、いつもなら店の棚から補充すれば
事足りるのですが、すでに騒動の後で在庫も底をついてたそうです。
仕方なく「トイレットペーパーが盗まれ在庫がありません」とトイレに張り紙をし
使用中止としました。
ところが、なんと張り紙を見たお客が自身の持っていた貴重な6ロールを
「さぞかしお困りでしょう。お使い下さいと」差し出してくれたそうです。
店主は『ありがたい」と感謝しきりだそうです。
まさか「自分さえよければ周りはどうなってもかまわない」と
「困ったときはお互い様」と正反対の人間性をを同時に見ることになるとは
思わなかったと思います。
残念ながらまだしばらくは
見たくないものを見せられる日々が続くような気がします。