今年の3月、東京・渋谷の郵便局で現金約7万円を盗んだ容疑で31歳の男が、
逮捕というニュースがありました。
男は郵便局の配達業務を請け負う業者の元従業員で、
お釣り用現金の管理に使う機器から、かつて自分が勤務していたころの
必要なパスワードとIDを使い現金を抜き取ったようです。
防犯カメラにはバッチリとその姿がバッチリ映っていた為、犯人特定には
時間がかかりませんでした。
それでも犯人逮捕まで三か月もかかったのは事件後、犯人が転居して
行方をくらませていたかろです。
ところが思わぬところから捜査は進展しました。
なんと逃走中の身でありながら、コロナウイルス対策の一律10万円の給付金を
受領しようと、役所に現住所を届け出てきたそうです。
10万円に目がくらみ、後先考えずに居場所を明かしたことで
警察は難なく逮捕にこぎつけたというニュースでした。
なんともあつかましいけど、間抜けな事件だと思います。