先日、友人たちとジンギスカンを食べる機会がありました。
あんまり食べる機会はなく、約10年ぶりだったと思います。
作ってくれたのは北海道出身者で、彼から聞いた話で、
ジンギスカンはこちらではあまりなじみがないと思いますが、
ルーツは第一次世界大戦時、輸入が途絶えた羊毛を国内調達する際
毛を刈り取った後に食用にするべく、味を日本人に合うよう
たれの調合など試行錯誤を重ねて完成したそうです。
当時、羊肉は日本人には馴染みがなく、モンゴルでは
カオヤンロウという羊肉料理があった為に羊料理=モンゴル
モンゴルと言えばジンギスカンと連想して定着したそうです。
ところがモンゴルではチンギスカンは英雄で、その名前を料理にと
不快感をもっている人が多いと指摘があるそうです。
そういえば昔トルコ○○ってのが、トルコからの留学生からのクレームが
発端で名称が変わったのを話題にし、おいしく頂きました。
決して、軽んじているのではなく美味しい料理のひとつとして
親しみをもって食しております。