国民健康保険の出産一時金をだまし取ったとしてボリビア国籍の会社役員と
同じ国籍の派遣社員が逮捕というニュースを見ました。
よく見ると男は女が母国で三つ子を出産したと、偽の出産証明書を
千葉県内の自治体へ提出し120万円相当を得ていたとありました。
また、翌月には群馬県や他の自治体にも同様の手口で、
合計40件弱、約2千万円以上だまし取っていたという事件でした。
日本の健康保険制度で出産時の費用負担の軽減のため、原則として
子ども1人につき42万円が被保険者に支払われます。
国内の出産では直接病院に送金されるようですが、
外国での出産の場合、海外送金を避けるため、被保険者に支払われるようです。
役所の申請書類と聞くと、何となく細かく面倒と意識してしまいますが
こんないとも簡単に騙せるとはちょっとびっくりでした。