昨日、研修旅行ということで兵庫県の世界遺産、姫路城改修工事の現場へ見学に行きました。
改修工事の説明会を聞き、感じたのは日本建築における天然素材の使われ方です。
西洋の巨大建築の場合は、壁面に石やレンガを使い耐久力はあるものの、
今回のイタリアの地震のように、崩壊すれば被害が甚大となり、人命にも関わります。
しかしあの巨大な天守閣は漆喰壁。まさしく『木・竹。土。漆喰』、身近にある素材で、
しかも軽く、素材そのものの再生も可能です。そして何よりも美しいですね。
日本人の建物に関するこの考え方は、コーワの家にもつながります。
その壁面は、無塗装板にリシン吹付と耐久性も高く、少額で補修もでき、
何よりも美しいです。
さて、実は個人的にも昨年この城を見学に行きましたが、個人的なアクシデントで、
改修現場を見ることができませんでした、今回も落雷の影響でエレベータが止まり、
現場見学ができずとても残念です。ぜひもう一度チャレンジしたいと思います。