岡野 功 自己紹介へ

省エネルギー住宅のポイント 3

  「室内外の熱移動と住宅の躯体・開口部」

 エネルギー消費の多い住宅の特徴は、エネルギー移動が大きいことです。

エネルギーの移動は室内だけでなく、外気と室内との間で生じる場合の

方が大きい。夏に生じる移動は外の熱いエネルギー(熱気)が

室内に入りこみ、冬の場合には室内から外に暖かいエネルギーが

逃げるなど、冷房や暖房の効果を低下させる。

この熱移動を防ぐためには、住宅の断熱・気密・日射遮蔽が必要となる。

 室内のエネルギー移動は夏場は外から室内に約73%、

冬場は室内から外に約58%の熱が窓などの開口部を通して移動する。

 

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