駒木 翔太 自己紹介へ

うるしの日

今日は「うるしの日」となっています。

 

日付は、平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願の日に「漆」の製法を菩薩より伝授されたという伝説があるとされてます。

 

今日は、漆関係者の祭日で、親方が職人に酒や菓子を配り労う日とされているそうです。

 

そもそも「漆」とは、ウルシ科のウルシノキやブラックツリーから採取した樹液を加工し、

 

ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料の事を指し、塗料と使われるのはもちろんのことですが接着剤としても利用されています。

 

うるしの起源は「麗し」や「潤し」とも言われており、漆を塗られた道具などは「漆器」と言われており、

 

漆は熱や湿気、酸、アルカリにはめっぽう強いとされており、腐敗防止や防虫の効果もあり、食器や家具に多く利用されています。

 

一方で紫外線を受けると劣化しやすくなったり、乾燥状態の場所にある程度曝すとひび割れや漆が剥がれたりします。

 

ここ石川県では「輪島塗」が漆を使ったものとして有名品となっています。皆さんの周りにも漆を使ったものがあるかもしれませんね。

 

今日は、漆を使ったものを見つけたり使用してみてはいかがでしょうか。

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