この時期恒例のドラフト会議
今年も128人の選手が指名されました。
ドラフトの陰の主役、スカウトさんについて
選手を発掘するため、各地方迄頻繁に球場へ通う彼らは
どんな点に着目し、逸材を発掘してるのか。
雑誌で読んだのですが、2009年から阪神のスカウトを8年間務めた
中野孝義氏は、一例として捕手を獲得する際のポイントとして
「バッテイングはそんなに見ない、まずはキャッチャーとして
ピッチャーが投げやすい構えか。補給がどれくらいうまいか。それと肩の強さ。」
あと、現在の改善点を直せるか、そうでないかを見ているとの事でした。
この中野さんは、元中日の選手で1982年にセリーグで初めて捕手としてMVPを獲得しました。
2ケタ本塁打を5シーズン記録した打撃力に定評のある選手でした。
1993年に現役を引退したあと、西武や台湾球界で指導者を歴任し
2009年に阪神のスカウトに就任されたそうです。
つづく